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2018年9月3日 / お役立ち情報 学資保険加入前に知っておくこと

学資保険とはどんな保険をいうのでしょうか。
教育費の貯蓄を目的として、設定した満期に向けて保険料を積み立てていく保険です。
「保険」ですので、万が一、契約者が死亡したり高度障害状態になった場合にも、
満期時に保険金を受け取ることができます。

1.学資保険に加入した時期

具体的にいつ頃保険に加入する人が多いのでしょうか。
実際に学資保険に加入した時期は、0歳前半の子供が産まれたタイミングで加入する人が
半数になります。
妊娠中 5.3%
0歳前半 49.8%
0歳後半 15.5%
1歳前半 6.3%
1歳後半 4.3%
いつから加入するのが良いかはケースバイケースですが、早めに加入すると保険料を
抑えられるというメリットがあります。

2.学資保険のメリット、デメリット

メリット
・計画的、強制的に教育資金が準備ができる
・契約者にもしものことが起きたとき、保険料の支払が免除される
・子供の医療保険がつけられる

デメリット
・保険料が高い
・途中解約すると元本割れの可能性がある
・保障を付けすぎると元本割れしてしまう

3.学資保険選びのポイント

3-1.保障内容は貯蓄型か保障型か

学資保険には保障と貯蓄、両方の役割がありますが、保障を充実させると貯蓄性が損なわれてしまい、学資保険に加入する意味が薄れてしまいます。あくまでも教育資金をためることが目的であれば、保障は二の次にしたほうがよさそうです。

3-2.返戻率がどのくらいか

返戻率は、支払い保険料総額に対してどれくらいの金額を受取れるのかを表します。
(返戻率=保険金の受取り総額÷保険料の支払総額×100)
返戻率が100%を下回るということは、受取るお金が支払ったお金よりも
少ないということです。保険料の払い込み期間を短くしたり、保険金の受け取りを1回にするなど、返戻率を高めるポイントがあります。

3-3.祝い金の有無

中学校、高校に入学するタイミングで祝い金がでるタイプがあります。
学資保険というと、大学入学時をイメージすることが多いと思いますが、中学校や高校でも
制服、体操服、自転車、部活動のユニフォームなど、なにかと出費が重なりますので、入学のタイミングで祝い金が受取れるのは嬉しいですね。

3-4.払い込み期間

できるだけ保険料を短く支払いをしたほうが保険料総額が少なくなり返戻率があがります。
~A社の場合~
契約者:30歳
子供:0歳
保険料(月払い): 9,080円(18歳まで)
15,900円(10歳まで)
受取り総額:200万円

<保険料支払が18歳まで>
9,080円×12ヶ月×18年=1,961,280円
2,000,000円(給付金受取り総額)÷1,961,280円×100=返戻率101.9%

<保険料支払が10歳まで>
15,900円×12ヶ月×10年=1,908,000円
2,000,000円(給付金受取り総額)÷1,908,000円×100=返戻率104.8%

保険料の払い込み期間を短くするだけで返戻率が3%あがります。
まだあまり教育費がかからないうちに、払込みが終わるというのも良い点です。

3-5.月々の保険料の額

月々の保険料の上限を決めることで、家計を圧迫するリスクを避けることができます。
途中で解約しないためにも、継続的に支払える金額を把握しておくことが大切です。
4.学資保険で受取ったお金にかかる税金
学資保険は、数十~数百万円の高額な保険金を一度に受取るため、税金がかかることがあります。それはどんな場合でしょうか。
学資保険で受取ったお金は所得税の「一時所得」という扱いになります。一時所得を算出する計算式があります
(収入金額―収入を得るために支出した金額―特別控除50万円)×1/2
受取った収入金額から保険料の総支払額を差し引いた差額が実際に得た金額なので
これが税金の対象になりますが、ほとんどの場合、マイナスになるのでその場合は税金はかかりません。

教育資金というと、学資保険というイメージが強いと思いますが、実はその他にも選択肢が
あります。気になった方は、ぜひ一度ネクサスの保険と相続の相談窓口にご相談ください!

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