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2021年9月13日 / お役立ち情報 台風シーズン! 気候変動による台風の大型化

 台風シーズン! 気候変動による台風の大型化

茨城県でも甚大な被害が発生している台風損害、令和元年10月12日の台風19号での住宅被害は、全壊流出:146,半壊:1597,床上浸水:116と多くの方が被害にあっています。
日本に度々接近する台風ですが、近年は大型化することも多く、その被害は増加しています。
日本は気候や位置から台風が通過しやすい場所にありますが、人の想定を超え、大きな被害をもたらす台風ですが、この記事では、台風による災害にはどのような事が想定されるのかを紹介します。

暴風による災害

台風は低気圧域内の最大風速がおよそ17m/s(メートル毎秒)以上のものを指すため、台風の接近時には相当の風が予想されます。
人は平均風速15~20m/sの風が吹くと転倒し、車の運転に支障をきたし始めます。
これがさらに強くなれば建物の損壊や農作物の被害、交通障害など社会に甚大な被害をもたらします。
あるいは強風により飛ばされたものが電線に当たることで、送電線が切れて停電になることや、最大風速が40m/sを超えると電柱が倒れるという被害も起こっています。

大雨による災害(浸水害・洪水災害)

台風がもたらす雨は数時間から数日という短期間の間に大量の雨が広い範囲に降ります。
そのため河川では氾濫危険水位を超える水が流れ込み、堤防の決壊が起こって浸水などの水害が起こることがあります。
そのため大雨による被害は、浸水や洪水などの二次災害へとつながります。
近年は治水事業が進んだことで、大河川の氾濫は少なくなりました。しかし都市部では周辺地域の開発が進み保水(遊水)機能が低下していることもあり、水害に占める都市部の被害の割合は増加しています。

土砂災害(土石流・がけ崩れ)

台風の二次災害として、被害が占める割合が最も大きく、一瞬にして多くの人命や住宅といった財産を奪っていくのが土砂災害です。
山腹や川底の石や土砂が、台風や梅雨などの集中豪雨などによって一気に下流へと押し流される現象が土石流です。
また山の斜面や自然の急傾斜の崖、人工的な造成による斜面が崩れ落ちることをがけ崩れと言い、これらの総称を土砂災害と呼びます。
先述しましたが、台風や豪雨による降水量の増加と短期間での集中降雨だけが原因ではなく、宅地開発による人工的な崖の増加などの様々な要因で土砂災害が増加しています。

高潮による災害

台風が発生したとき、接近することで起こるのは強風や大雨だけではありません。
日本に最接近する以前から影響が出始めるのが海面の昇降です。
台風や発達した低気圧などの影響で、気圧が下がって海面が吸い上げられる効果と、強風により海水が海岸に引き寄せられる効果によって、海面が以上に上昇する現象が高潮です。
台風や発達した低気圧の接近、あるいは上陸に伴って短期間で急激に潮位が上昇し、海水が海岸堤防などを越えることで、一気に浸水害が起こります。
これに後述する高波が加わると、さらに浸水の危険が増すことになります。
台風の接近は暴風や豪雨、波しぶきで避難所への移動が困難になることから、沿岸域に住んでいる人や海に近い地域に住んでいる人は、特に台風情報や高潮情報を確認して、安全に行動できるうちに避難することが求められています。

高波による災害

台風の中心付近では、その暴風から10メートルを超える高波が発生することがあります。
また台風が日本のはるか南海上にある場合でも、台風によって発生した高波が「うねり」となって日本の太平洋沿岸まで到達することがあります。
穏やかな天気であっても海岸には高波、これを土用波とも呼びますが、この波が打ち寄せる可能性があるので注意が必要です。
この高波による被害は、主に釣り人やサーファーなどに起こることがあります。台風や発達した低気圧が近づいて波が高くなっているときに、釣りやサーフィンなどをしたり、海を眺めるために海岸へ出かけたりすることで、高波にさらわれる事故が毎年のように発生しているのです。
また台風接近による高潮と重なることで、浸水害が増す原因にもなります。
波浪警報や注意報が発表されているときは、無闇に海岸に近づかないようにする必要があります。

近年、気候変動により台風は大型化し、非常に強い勢力となって襲い掛かることが増えました。
台風は発生前から気象庁による情報発信が行われ、台風発生後には定期的な実況と予報をしてくれます。
そのため私たちは台風がどのような勢力で、どのように動くのかある程度の予測の元に備えることが可能です。
地震は一瞬で起こるため予測することは難しいですが、台風であればその動きから安全なうちに避難をすることで命を守ることも可能です。
台風の影響は接近するだけでも危険であり、軽視すれば多くの被害がもたらされます。
日頃から台風の接近に備えておき、いざ近づいたら速やかに命を守るための行動を行えるようにしておきましょう。

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